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2026-09-14 21:01:00

心理テストの大きな落とし穴

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

「なんだか、自分はこんな人
じゃない気がします」

 

以前、色グラムの結果を
見た方から、こんな言葉が
出てきたことがありました。

 

質問に答えるタイプの
心理テストには、ひとつの
落とし穴があります。

 

それは、質問に答える
その瞬間にも、私たちの心理が
働いていること。

 

「こんな自分でありたい」
「こう見られたい」
反対に
「ここはあまり知られたくない」。

 

そんな気持ちから、意識的、
あるいは無意識に回答を
選んでいることがあります。

 

だから私は、色グラムの
結果だけを見て
「あなたはこういう人ですね」
と決めることはしません。

 

冒頭の方にも、どのあたりに
違和感があるのかを聞きながら、
普段の行動や大切にしている
ことなど、具体的な話を
伺っていきました。

 

すると、
「知られたくなかったから、
こんな答え方をしてたんだな〜。
恥ずかしい〜」
と、ご本人が
笑いながら気づかれたのです。

 

私は講座などで、
「色グラムは性格を
言い当てたり、決めつけたり
するものではなく、無意識の中
にあるものを可視化する、
いわば情報収集の道具です」

とお伝えしています。

 

だから、結果が出たら終わり
ではありません。

むしろ、そこからがスタートです。

 

「ここは自分らしい」
「ここは、なんだか違う」
「どうして私は、
こう答えたんだろう?」

 

そんな違和感について対話し、
実際の行動や価値観と
照らし合わせていくことで、
結果だけでは見えなかった
自分が見えてくることがあります。

 

心理テストの結果は、
自分を決める「答え」ではなく、
自分を知るための
「材料」のひとつ。

 

次に心理テストをする
機会があったら、
「当たっている・当たっていない」
だけで終わらせず、
「なんか違うな」にも
目を向けてみてください。

 

その違和感こそ、自分を知る
ための大切な情報かもしれません。

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2026-09-10 22:58:00

書くこと、描くことは「吐き出す」こと

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

「頭の中を整理するために、
紙に書き出してみましょう」
よく聞く言葉ですよね。

 

確かに、書くことは
頭の整理に役立ちます。

でも私は、そのもう一つ前に
大切なことがあると思っています。

 

それは、「とりあえず外に出す」こと。

 

頭の中には毎日、
いろいろなものが入ってきます。

やらなければならないこと、
誰かに言われたひと言、
気になっていること、
モヤモヤした気持ち……。

 

それを頭の中だけで
何とかしようとすると、
物をどんどん詰め込んだ
押し入れのようになって
しまいます。

 

扉を開けたら雪崩が
起きそうな押し入れを
片づけるとしたら
どうするでしょう。

 

中に入ったまま整理
しようとはしませんよね。
まずは全部出す。
そして、床に広げて眺めてみる。

 

「こんなものが入っていたんだ」
「これはもういらないな」
「これは大事だから残しておこう」

 

外に出したからこそ
初めて選ぶことができます。

 

頭の中も同じなのだと思います。

 

以前ご紹介した4コマシートも、
まずは自分の中にあるものを
外に出すためのもの。

 

出来事や言葉だけでなく、
そのときの気持ちを表情で
描いてみます。

 

怒った顔、困った顔、
泣きそうな顔。

上手に描く必要はありません。

 

顔にしてみると、
「ああ、私こんなに嫌だったんだ」
「怒っていると思っていたけれど、
本当は悲しかったのかも」

と、言葉だけでは出てこなかった
気持ちが見えてくることがあります。

 

頭の中にあるうちは、
自分とくっついていたものが、
紙の上に出すことで
「見るもの」に変わる。

 

すると少しだけ距離ができて、
自分のことなのに客観的に
眺められるようになります。

 

だから、最初から整理しなくてもいい。
まずは、出してみる。
そして、眺めてみる。

 

整理するのは、
そのあとでいいのだと思います。

 

もし今、頭の中がいっぱいだと
感じているなら、
紙を一枚用意して、浮かんでいる
ことをそのまま出してみませんか。

 

言葉にならなければ、
顔をひとつ描くだけでもいい。

 

そこから、自分の中に
何が詰まっていたのかが
見えてくるかもしれません。

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2026-09-03 21:45:00

その仕事の『なぜ?』を言葉にできますか?

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

最近、教育のことや
若い世代のこと
そして彼らを受け入れる
大人たちのことを書く
機会が増えています。

 

学校と社会、
若い世代と私たち大人。
それぞれについて
考えているうちに
少しずつ見えてきた
ことがあります。

 

もしかすると今
その間にある
「当たり前」が、
少しずつズレてきている
のではないか、と。

 

たとえば、
「仕事は見て覚えるもの」
という考え方。
私たちの世代には、
それが当たり前だった
時代がありました。

 

でも今、この方法が
若い世代には通用しにくく
なっています。

 

今の教育では、
「なぜ?」
「何のために?」と
意味や意義を考える
機会が増えています。

 

そんな環境で学んできた
若者にとって、理由を
知らされないまま
「とにかくやって」
「見て覚えて」と
言われることに戸惑いが
あるのかもしれません。

 

意味がわからなければ、
より合理的な方法や
自分なりのやり方を
選ぼうとすることも
あるでしょう。

 

だとすれば、
必要なのは若者側の
適応だけではありません。

 

受け入れる大人にも、
「なぜこの仕事が必要なのか」
「なぜこのやり方なのか」、
自分たちが大切にしてきた
ことの意味を言葉にして
伝える力が必要になっている
のではないでしょうか。

 

すべてを細かく教えるのではなく
「なぜ」という土台を伝え、
その先には本人が考える余白を残す。

 

教育と社会の間にある
ズレを埋めるには、
どちらか一方が合わせる
のではなく、お互いの
「当たり前」を知る
ことから始まるのかもしれません。

 

まずは、
自分が何気なく使っている
「普通はこうする」
「これくらいわかるよね」
の中にある「なぜ?」を、
一つだけ言葉にしてみませんか。

 

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2026-08-27 22:19:00

これからの社会を、一緒につくる

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

「自分で考えてみよう」
「あなたはどうしたい?」
「自分らしさを大切に」
今の学校教育では、そんな言葉を
耳にする機会が増えています。

 

一人ひとりの個性を大切にし
自分で考える力を育てる。
それは、これからの時代に
必要なことだと思います。

 

でも、今の子どもたちがみんな
自分で考えることが得意だったり
自分の意見を伝えられたり
するわけではありません。

 

「あなたはどうしたい?」と
聞かれて困る子もいれば
ある程度の枠があった方が
動きやすい子もいます。

 

当たり前ですが、子ども
たちも一人ひとり違うのです。

 

一方、社会では
「最近の若い人は価値観が違う」
という声を聞くことがあります。

 

でも、その「若い人」を私たちは
どれくらい知っているのでしょう。

 

実際に話してみる。
一緒に何かをやってみる。

そこで初めて、
「こんなところを見ているんだ」
「ここでは迷うんだ」
「そんな発想をするんだ」と
気づくことがあります。

 

その接点のひとつが
職場体験をはじめとした
キャリア教育です。

 

キャリア教育は、子どもたちが
社会や仕事について学ぶだけの
場ではありません。

 

大人もまた、子どもたちの
考え方や価値観に触れる
ことができます。

 

社会や企業が大切にしてきた
ものの中から、何を次の世代へ
伝えていくのか。

何を変えていくのか。
そして、若い世代から何を
取り入れていくのか。

 

これから社会に出てくる
子どもたちは、今ある社会に
合わせてもらうだけの存在ではなく
これからの社会や企業を一緒に
つくっていく仲間
です。

 

社会に出てから「価値観が違う」
と戸惑うのではなく
その前から出会ってみる。

 

子どもたちに社会を教える
つもりで関わってみたら
これからの社会について
教えてもらうのは

案外、私たち大人の方かもしれません。

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2026-08-21 01:32:00

「ちょっと気になる」から始めてみる

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

「探究」と聞くと、
高校生の授業や研究のような、
少し難しいものをイメージ
するかもしれません。

 

でも最近、探究ってもっと
身近なものなのではないかと
思うようになりました。

 

ある方が、これからの働き方に
ついて迷っていました。

 

今の環境を変えたい気持ちは
あるものの、なかなか一歩を
踏み出せない。

 

そこで、
「外にやりたいことが
見つかれば何か変わる
かもしれない」と、
興味のあることを調べたり、
実際に活動している人の
お手伝いをしたり、
少しずつ動き始めました。

 

そんな話を聞く中で、
私が何気なく、その方が
楽しそうに話していること
について言葉を返した
ことがありました。

 

そのときは、それ以上話が
広がったわけではありません。

 

ところが、しばらく経ってから、
その方の口から
「私は、人が成長していく姿を
見ることが楽しいのかもしれない」
という言葉が出てきました。

 

そこから、自分はこれから
どんなふうに人と関わって
いきたいのかが少しずつ
見えてきて、働き方や
これからの選択も
変わっていきました。

 

最初から答えが分かって
いたわけではありません。

 

調べてみる。
人に会ってみる。
やってみる。
誰かと話してみる。

 

そうやって動いているうちに、
「自分は何を大切にしたいのか」
という、最初には見えて
いなかった答えにたどり着いた
のだと思います。

 

大人になると、経験が増えるぶん
「失敗しないように」
「ちゃんと考えてから」と、
答えを見つけてから
動こうとしがちです。

 

でも、動いてみなければ
見つからない答えもあります。

 

「ちょっと気になる」
「少しやってみたい」

 

そんな小さな気持ちがあったら
まずは一歩動いてみる。

 

そこで感じたことを
また自分に問いかけてみる。

 

その繰り返しも
大人の探究なのかもしれません。

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